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ごあいさつ

理事長 

谷 豊子

表千家教授 中谷 宗豊 

NPO法人 喫茶去 Cha Know Youは、茶道を通じた日本の伝統文化の更なる拡がりを願って、2022年に活動を始めました。是非お声かけください。

 

お抹茶とお菓子をもって、全国、そして世界中に出向いて参りたく存じます。

茶の湯に集い、茶のこころを分かち合い、直心の交わりをもちましょう。

一緒に活動してくださる方も歓迎します。流派や経験は問いません。

喫茶去、みんなで楽しくお茶をしましょう。

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副理事長 

宮原 永子

茶道教授 宮原 永雪 

祖父母、両親が茶道を愛していたおかげで子どもの頃より身近にお茶があり、海外で生活した経験から日本の文化の素晴らしさを再認識。海外に住んでいるからこそ茶道を学びたい日本人の方や和の文化に魅せられた海外の方に多く出会いました。

 

敷居が高いと思われがちな茶道ですが、なによりお茶が美味しいこと、そしてお茶を楽しむことで、日々こころ豊かに過ごせます。

 

ぜひ、みなさまもNPO法人喫茶去Cha Know Youの活動をごいっしょし、「生活の中でお茶を楽しむこと」を分かち合いましょう。

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副理事長 

岩田 玄二

表千家講師 岩田 宗玄

「いただきます」「ごちそうさま」と日本ではあたりまえに使っていますが、食事の前後にこのような言葉を発する民族は世界を見まわしてもありません。私たちのまわりには世界に誇れる宝ものがたくさんあり、外国から日本を訪れた目利きの方々はいち早く日本の美しさに目を見張りました。

英国ウェールズ生まれのC.W.ニコルさんは日本の森の豊かさに感動し、信州に居を定めて自然破壊の風潮に異を唱え、黒姫の森の再生に生涯をささげました。

アメリカ出身のアレックス・カーさんは京都の町家に魅せられ、「庵」という会社を興し、町家を活用した新しい宿のかたちを提案するなどして、町家の保存に努めました。

オランダから来日したロギール・アウテンボ―ガルトさんは和紙の虜となり、高知県の奥深くに「かみこや」という工房を構え、土佐和紙の伝統を踏まえた個性あふれる作品を生み出しています。

茶の湯の世界には大切にしていきたい日本のさまざまな側面が隠されています。ふだんのおけいこでもお菓子を味わいお茶をいただくことはもちろん、床の間に掛け軸を飾り、茶花を生け、炉や風炉の炭を調え、釜、水指、茶器、茶杓、茶碗、建水、茶筅、柄杓などのお道具をそろえます。お茶事ともなればお料理もお酒も用意します。もてなす側ももてなされる側も着物を着る機会が多くなるでしょう。

ひとつひとつにそれぞれ伝統の技があり歴史があり物語があります。私たちがついつい忘れがちな「宝もの」に、どの切り口からでも近づいていけるのがお茶の世界です。

「喫茶去」とは「お茶しようよ」ということ。

まずは一服お茶をいただきながら、お宝探しをはじめましょう。

経歴

1966年日比谷高校在学中に、能や声明(しょうみょう)の鑑賞をくりかえしていたことから、「古典好き」を見込まれ、茶道部長にと声をかけられた。茶道部に入部し、高校の敷地内にあった同窓生会館の和室で、夏目漱石の書、横山大観の絵、浜田庄司の壺など、先輩たちの作品に囲まれ、表千家不白流の先生の指導で、毎月2回、お点前の練習に臨んだ。夏休みには箱根早雲寺で本堂泊まり込み合宿を行ったり、和室に炉を切るなど茶道環境の整備に奔走した。

40年の空白時代を経て、2008年より茶の湯生活を再開した。子どもたちの少年野球の保護者仲間が自宅近くでお茶の手ほどきをされていたので、仲間に加えていただいた。高校の同期生を誘い、社中の一員になったことから、ともに正式に表千家に入門した。毎月のお稽古で基本の初歩から学びなおし、いまに至っている。

2018年に茶名「宗玄」をいただいた。初釜や茶飯釜など機会があるごとにお茶事に挑戦し、京都大徳寺の月釜、京都建仁寺の四つ頭茶会、大阪堺の南宗寺のお茶会などへと足を運ぶ一方、広島県福山の神勝禪寺での座禅修行や全国の茶室見学などにも意欲的に参加している。陶芸教室で茶碗づくりに励むかたわら、茶杓削りにも時間を割いている。

茶道のほか、陶芸、俳句、葡萄酒を令和四種の神器としてとらえ精力的に取り組んでいる。陶芸は毎月4日間、小学校の同期生の先生の指導をうけ、茶碗、水指、花入、菓子器、建水などを作陶している。俳句は残雪の名前で、毎月一回の句会に出席している。一昨年現代俳句協会の会員となった。毎月開催している「葡萄酒を飲む会」は、四半世紀を超え、まもなく300回を迎える。どの道もお茶の世界とどこかでつながっているように感じている。

2022年1月にはNPO法人 喫茶去Cha Know Youの立ち上げに加わって、身近にある和の文化のすばらしさを伝え広めていく具体的な行動を、試行錯誤しながらも始めている。活動の一環として、7月には長野県黒姫にあるアファンの森で、2020年に亡くなったC.W.ニコルさんを追悼するお茶会を行った。また、かねてより計画していた土いじりの仲間たちが自作の茶碗を持ち寄る「自作茶碗で味わう茶会」など、新しいお茶会のかたちを模索している。

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